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コラム

気になる空室対策。集客方法ってどんな方法があるの? −「オンライン編」

不動産の賃貸経営を行う中で、空室はオーナー様にとって大きな悩みの一つです。
「入居者募集をお願いしている不動産会社(不動産管理会社)ってどんなことをしているのかな」と気になったことはありませんか?
そこで、今回は不動産会社が行っている一般的な入居募集方法、インターネットを活用した「オンライン編」を紹介いたします。
どのような募集方法があるのかを見ていきましょう!〈アナログ編も是非ご覧ください!〉

不動産のポータルサイトに掲載する!

不動産のポータルサイトとは、お部屋探しをする際の入口となるウェブサイトです。
R社が運営する“SUUMO”やL社が運営する“HOME’S”等があります。
全国展開を行っており、テレビ等でCMが流れ、知名度も抜群。圧倒的に集客する力があります。
ビックキーワードと言われる【地域×賃貸】でGoogleやYahooで検索をすると、1ページ目の上位にサイトが表示され、多くのお客様に自社の物件情報を見てもらえる可能性が高いというメリットがあります。
一方、ポータルサイトへ物件情報を載せるには掲載料金が掛かり、その費用を支払っているのは不動産会社。ですので、利益を上げたい会社としては、契約につながる問い合わせが入る見込みの高い人気物件を選んで掲載することになります。

自社で作成しているホームページに掲載する!

不動産会社の多くが、自社ホームページを作成し集客をしています。
ポータルサイトと違って、自社で管理する物件情報を上限なく掲載できる点が大きなメリットです。
その反面、集客力は会社によってバラバラ。ウェブ対策に力を入れている会社は、GoogleやYahooで検索上位に表示され数多くの集客が出来ています。しかし、ウェブ対策に力を入れていない場合はどれだけ自社サイトに物件情報を掲載しても、GoogleやYahooで検索上位に表示がされず、お客様と自社サイトの出逢いは難しくなります。
不動産会社がどの程度ウェブに力を入れて対策しているかは、オーナー様にとって重要なチェックポイント!自社ホームページも運営し、ポータルサイトにも掲載している会社は賃貸仲介に最も力を入れている不動産会社と言えます。

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス))の活用!

SNSを集客に活用している不動産会社も増えてきています。
直接、自社の物件情報を投稿する事もありますが、どちらかと言うと企業のイメージを伝えたり、自社ホームページに誘導を促す投稿先媒体として活用されています。
また、SNSにはFacebookやTwitter、Instagramなど数多くあり、それぞれに特徴があります。
ですので、Facebookでは周辺の地域情報をともにした物件情報を、Instagramでは間取りの写真で着飾った物件情報を投稿するなど、年齢層やターゲットを絞って情報の発信をしています。

VRでウチにいながら内覧OK!

ここ数年で一気に普及してきたのがVR内覧です。現地まで行かなくてもいい。自宅など好きな場所で好きな時間に見られる。室内を納得いくまでチェックできるといったメリットがあり、取り入れる不動産会社も増えてきました。
VR内覧はホームページの物件情報内に写真画像などと一緒に掲載されています。専用のカメラで室内を360°撮影した画像は、スマホやPCのマウス操作でクルクルと動かすことができ、その場にいるような感覚で見学ができます。興味がある物件をVR内覧で比較検討したあと現地で内覧、というような利用もされています。
非常に効率的ですが、撮影している箇所しか見えないため、物件の細かなところは分からないこともあります。
そんな時は、お客様の見たい箇所を個別に撮影しメールで送るというサービスを売りにして、集客方法のひとつにしている会社もあります。

まとめ

今回は、不動産会社が行っている一般的な入居募集方法「オンライン編」として、インターネットを活用した方法を紹介しました。
不動産業界もデジタル化が進み、パソコンやスマートフォンがあれば部屋探しに困ることが無い時代になってきました。
来店不要で賃貸物件の申込手続きが行えるWEBシステムも普及が進んで、一度も不動産会社に行くことなく引越ができる日も近い将来やって来るのではないでしょうか。
インターネットの活用はますます重要になり、不動産会社も上記のような数多くの手法で集客を行って空室を減らす工夫と努力をしています。
一方、アナログ手法もまだまだ現役。上手く活用しながら、デジタルと両輪で入居者募集を行い1部屋でも多く、1日でも早く空室を減らし入居率向上を図ることが賃貸経営の成功のポイントです。