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駐車場など外回りの鉄部腐食対策を!!!
2024.08.20
現場レポート
皆様こんにちは。ビルドヒューマニービルマネジメント部のUと申します。
いつも弊社ブログを閲覧していただきありがとうございます。
今回は建物外回りの鉄製付帯物の腐食対策(主に塗装)のお勧めをさせて頂きます。
写真にありますように、駐車場外灯ポールなど鉄で造られて設置してある商品は沢山
あります。鉄はその加工性の良さ、経済性、強度など利点が多く商品に採用される
ケースが多い素材です。ただし鉄は水・空気に触れれば、どうしても錆が発生する
といういわば宿命があります。新築時や改修工事において新しく設置した鉄製商品
は、多くは製作時に工場にて焼付塗装されていたり、あるいは現地で錆止め塗装・
仕上げ塗装を施工したりして、鉄の表面が直接外気に触れぬよう処理してあります。
しかし表面の塗料は風雨にさらされ年月とともに劣化は進みます。また接触など
により傷が入れば、たとえ小さな傷でも保護されていない鉄部が露出することに
なり、そこから内部の鉄部に錆が発生し、腐食が進めば鉄としての強度が著しく
低下する恐れがあります。商品の当初の塗装仕様にもよりますが、5~15年程度
では最初の塗装処理が必要と考えられ、2回目以降の塗装は長くとも5年毎に行う
ことをお勧めします。
写真では外灯ポールを例として載せていますが、もしこのようなポールを交換
するという状況まで腐食すれば、塗装の数倍以上の費用を要することにもなり
かねません。
建物本体はもちろんですが、外回りの鉄部や舗装・フェンス・側溝など、外構の
メンテナンスも是非ご検討ください。