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コラム

建物に傾きを感じた場合の改善策とは?

建物の中を歩いている時、何か気分が悪いと思ったことはありませんか?例えばふらつきなどの異変を感じたら、それは平衡感覚を失っていることが原因だと考えられます。建物が傾いている中で生活を続けると、数々の不具合や健康障害が起こる可能性が出て来ます。

建物の傾きの原因は3つある

そもそも何が原因で建物は傾くのでしょうか。傾きの原因は大きく分けて3つあります。
  1. 床そのものが傾いている
  2. 建物全体が傾いている
  3. 地盤が傾いている

建物の経年劣化により、床に傾斜が出来る場合もありますが、地震などの自然災害によって、地盤沈下や液状化現象が起こり、傾きが起こることもあります。

健康障害も?建物の傾きによって起こるさまざまな影響

では建物の傾きによって、どのような影響が起きるのでしょうか?
傾きによって起こる部屋の不具合
  • 戸やサッシの開け閉めの不具合
  • すきま風の発生
  • 傾斜による物の転がり
  • 柱などへの負担(建物全体が傾いている場合)
傾きによって生じる健康障害
  • めまい
  • 吐き気
  • 頭痛
  • 浮動感
傾きの感じ方は人それぞれです。しかし、最初は何も感じなくても生活するうちにめまいが起きるなど、健康障害が生じる可能性もあるので、注意しなければなりません。

傾いた建物は改善できる

傾きを改善する為の方法は何種類かあります。床のみが傾いているのであれば床の張り直しで対処が出来ます。地盤沈下や液状化現象により建物が傾いているのであれば、ウレタン工法(ウレタン樹脂を注入することにより、その発砲圧で傾きを戻す)やジャッキ工法(建物を持ち上げて傾きを修正する)など、大規模な修繕が必要となります。

個人差もあり、最初は感じにくい建物の傾きですが、入居者様の健康障害にもつながる大きな原因にもなり得ます。建物の傾きで困っているオーナー様、もしかして、建物が傾いているのでは?と感じているオーナー様がいらっしゃいましたら、ぜひご一報ください。

お問い合わせは、ビルメンテナンス課まで。
ビルメンテナンス課:092-7344-3830