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コラム

マンション大規模修繕をコストダウン!分電盤の『カバー工法』

マンションも新築から20~30年経つと、あちこちに修繕箇所が発生します。戸建てと違って、多くの人々が暮らすマンションでは大規模な修繕になることがほとんどです。その一つが、各戸へ電源を共有するための共用の「分電盤」のカバーです。

家に電気を届ける大切な『分電盤』を守るためには?

「分電盤」は簡単に言うと、電力会社からマンションやビルなどの建物に電気を引き込むための、最初の場所です。
つまり、この場所が駄目になってしまうと建物全体に電気が行き渡らなくなってしまいます。人々の暮らしに必要不可欠な明かりをつかさどる「分電盤」は普段、何げなく暮らしていると気づきませんが、屋外に設置してあるマンションが多く、配線や盤を鉄の箱のようなカバーで覆っています。
よって、長年使用しているとカバーにサビなどの腐食が起きてしまいます。表面に軽いサビが生じる程度であれば、塗装で補うことも可能ですが、経年によりサビは悪化していく一方です。そして穴があくなど腐食が激しくなれば、補修塗装では追い付かなくなり、カバーと盤を丸ごと取り替えなくてはなりません。

丸ごと取り替えじゃなく、カバーをはめ込むだけの『カバー工法』

カバーと盤を丸ごと取り替えとなると、危険性がある為、停電を伴う工事となってしまいます。よって入居者全員が電気の使用が出来なくなり、ポンプも動かなくなるので断水になる恐れも出てきます。そして費用面もかさむというリスクも発生します。
そこでビルドヒューマニーでは、これらのリスクを解決する『カバー工法』を提案しています。これは、既存の「分電盤」に新しいカバーをはめ込むだけの工法です。停電させることなく、既存の盤はそのままで改修工事ができるので、入居者様にご迷惑をおかけすることはありません。盤ごと取り替えないので、工期も1週間ほどと短縮出来、何よりも工事コストを半分程度に抑えられるメリットがあります。

さいごに

「分電盤」の改修工事の修繕周期の目安は、20~30年。マンションの各所を大規模修繕するとなると、長期間の工事期間に多額なコストというリスクが伴ってきます。ビルドヒューマニーでは、修繕において細かくチェックリストを作っており、単体での工事も請け負っています。
『カバー工法』は延命工事にはなりますが、リスク回避の保全は建物の価値を保つ為にも、入居者の快適な日常生活の為にも重要性が高い工法です。
もちろん大規模修繕についても様々なご提案が可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせは、ビルメンテナンス課まで

ビルメンテナンス課:092-7344-3830