コラム
水道メーターの有効期限ご存じですか?
2023.01.12
ビルメンテナンス
みなさんはご家庭の電気製品は壊れてしまったら、もしくは、そろそろ5年経つから買い替え時かな?と、ご自分の感覚で買い替え時期を検討されているのではないでしょうか。
では、どこの住宅にも設置されている水道メーターの交換時期っていつなのでしょう。
壊れたら?時期が来たら?それはいつ?
そんな水道メーターについてご紹介します。
【水道メーターの有効期限】
ご家庭でお使いの水道メーターをはじめ、取引や証明に使用される計量器は、検定有効期限内のメーターであることが義務付けられています。
それは計量法という法律によって定められており、一般家庭の水道メーターの有効期限は8年です。
有効期限の確認方法で一般的なのは、水道メーターのフタ裏に貼ってあるシールでわかります。
計量法では、「取引または証明に用いる計量器は、検定に合格し、かつ有効期限内のものでなければ使用できない」(計量法第16条)と定められており、もし、有効期限を過ぎた水道メーターを使い続けると、6ヶ月以下の懲役、もしくは50万円以下の罰金に処されます。
(計量法第172条)
【親メーターと子メーター】
親メーターとは
水道事業者(水道局)が集合住宅の共有用に設置・管理しているメーターのことを「親メーターと呼んでおり、水道事業者(水道局)が有効期限内に取替を行います。
子メーターとは
アパートやマンションなどの集合住宅で、建物所有者や管理会社などが当該建物の管理の為に設置するメーターの事を「子メーター」と呼んでおり、親メーターの数値で水道事業者(水道局)へ支払った水道料金を各戸の子メーターの数値に基づいて徴収する場合、子メーターも有効期限内のメーターである必要があり、子メーターの有効期限内の取替は建物所有者や管理会社などが行う必要があります。
有効期限が切れたメーターを基に料金徴収を行うと、建物所有者や管理者などに対し、法律により罰則が科せられる可能性があります。
今回は水道メーターについての紹介をさせて頂きました。
なかなかじっくり見る機会はないかもしれませんが、お時間のある時に確認をしてみてはいかがでしょうか。
もし、有効期限の切れている水道メーターがありましたらご相談下さい。
ご連絡先:株式会社ビルドヒューマニー ビルマネジメント部 092-738-3830
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ビルマネジメント部
野田智子